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オーダーのお品物で、失敗が出てしまったことについてお詫びいたします。 

今回は、大変な問題が起きてしまったので、
そのことについてだけ、書かせていただきます。

「黒焼き」については、次回号にてお送りいたします。

ご容赦をお願いいたします。



GWの連休中に、
生地のことで、大失敗が起きてしまいました。

生地屋から仕入れた時に、ちゃんと素材の表示が成されていて信頼でき
るとお客様にもお勧めした生地でしたが、なんと混ざり物が入っていた混
紡だったようで、プリーツがかからないという大失敗に発展してしまいまし
た。

プリーツの加工が活かせる素材は、ポリエステル100%だけです。
他の素材が混紡していると、プリーツのかかりが悪く、シワになったり
ひどいときは取れてしまったりします。

プリーツの加工時に、問題が起きたときには、プリーツの加工工場の担
当の方から必ず連絡が入ります。

丁寧なお仕事をしていただいているので、
「染みがついてるが如何するか?」
ということまでご親切にご連絡を頂いています。

それは勿論、
工場の方々の真摯な仕事に対する取り組みの姿勢が現れているのです
が、私の商品の全てが、お客様のお手元に届くために縫っていて、一枚
たりとも余分が無いという実情を深く理解してくださっている事も、大きく影
響していると思います。

工場様には、一枚一枚の生地の質を見極めて、加工の温度設定をして
調整をしていただくので、神経を使い時間がかかる、大量生産とは全く違
う流れを、私の仕事のために時間を開けていただき、ご迷惑をおかけして
います。


今回の問題は、加工が上手くなかったという電話の連絡が全くなかった
ので、もっと私が早く察して怪しいということに気がつくべきでした。

プリーツは普通にかかる。
でも、工場から私の手元に届く一日の間に、プリーツが取れてしまう。
ぶわぁわんと 変に広がったプリーツらしい痕跡に、ショックを感じました
が、もしかしたら、クリスタルでかけたからかなぁ?と のんびり考えてし
まいました。

クリスタルは温度の高いローラーが生地と触れ合う部位が少なく
割りに生地の持つ風合いと柔らかさを残すマシンプリーツの方法です。

WMWMWMWMWMWMWMWMWMWMWMWMWMWM (クリスタルプリーツ)

この図式がマシンプリーツの中になっていると考えてください。
____に当るところが、熱せられたローラーになります。


それに比べて、ランダムはコの字になっているプリーツの出来上がりのよ
うに、下側にあたるコの部位に、熱いローラーが当るしくみになっていま
す。

□□□□□□□□□□□□□□□□ (ランダムプリーツ)


__部分が、ローラーでその温度は180度~220度と生地の質によっ
て温度を変えて、調整を行っていただいています。
プリーツのマシンは、2メーター近くありますので、アイロンと同じ役割をす
る、ローラーの部分が、ピッタリの温度になるためには余熱をして、充分
時間をかけて、ちょうど良い温度になるまで待ってやらなくてはなりませ
ん。

一枚一枚、生地の種類が違う私の仕事の為に、マシンの余熱の待機の時間と、
プリーツ巾を調整するために何度か試しがけをする時間を開けて頂き、工場
の技術の高い方が神経を使って担当してくださって、初めて私の事業は成り
立っています。

加工の温度を生地が受けやすく、加工もしっかりかかるのがランダムです
が、生地の素質によっては、おせんべみたいに、カチカチ、パリパリになっ
てしまいます。

クリスタルは、生地の性質を生かしたまま、それほど加工のきつさを残さ
ず、プリーツをかけることが出来ますが、二度もマシンの中を通しプリーツ
をかける為に、工場様では二回分の手間暇がかかります。
生地が厚いときは、クリスタルでは歯が立ちません。
プリーツがかかったのか、分からないようなぶわわ~とした、風合いにな
ってしまいます。

問題が起きた生地は、加工がかかりにくい素材のために、ローラーの当
る箇所が少ないクリスタルでは、太刀打ちできなかったらしいと、安易に
考えてしまいました。

プリーツを丁寧にアイロンで伸ばして、二度目の加工をお願いしたのが連
休の2日。
私の手元に戻ったのが連休の真っ只中。

箱を開けて、悲鳴とともに のび太のごとく 涙の嵐‥。

最初と同じく、まったくプリーツがなっていないのでした。

連休の開けるのを待って、工場に連絡をしてみて、さらに暗澹としました。
加工の終了時は、問題なくかかっていたというのです。

これは 混ざり物を売られてしまった!と 臍を噛みましたが、
私の判断が甘かったと言うしか有りません。

生地屋をもっときつく限定しなければならないのを、詰めが甘かったという
ことに他ならない結果です。

一度、生地屋のポリエステル100%だと言う言葉を信じて
セール品の既製品を作ったときに、やってしまった生地の素材間違い。
同じようにプリーツがどんどん取れてしまうのを見て、
驚愕したことがあったのでした。

それ以来、生地屋の選定には神経を使っていたはずでしたが、以前買っ
た他の生地で問題が出なかったということもあり、詰めが甘くなってしまい
ました。生地の柄に惚れてしまったことも、大きな過ちを犯す原因だった
と思います。


そういうわけで、GWの前に出来上がりをお渡しできますとお約束して、
楽しみにお待ちいただいたお二人のお客様に、大きなご迷惑をおかけし
てしまいました。

どう申し開きも出来ない、私の非力さが生んだミスであったと思います。

心から陳謝し、お詫び申し上げる次第です。
大変申し訳ございませんでした。


生地には国籍と言うものがあって、
反物の端っこには何処の生地メーカーが出している生地なのか、
素材は何が使われているか、解るように札がついています。

生地屋さんがしっかりしていて、反物できちんと取引をする店であれば、
そういう素材間違いは起こるはずがないのですが、切り売りしたもの、札
が紛失しているものなどは、何がなんだかわからなくなっている生地も有
ります。

今回の失敗は、
札が紛失していたのですが、展示会用に使われた生地サンプルのポリエ
ステル100%という表示をした物が付いていて、私がそれを信じたことが
原因です。

やはり、生地の製造番号まで、しっかり確認できる生地屋さんでなければ
他の生地で問題が起こらなくても、何処で間違った生地が混入するか解ら
ないのに、そのリスクを安易に考えてしまった結果だと思います。


以上の経緯を持って、定番以外の生地の仕入先を最初から振るい直しを
し、今までにお付合いがあったところも含めて、新しく出直しをいたしま
す。

今、仕入れした生地が届くのを心待ちにしています。


ブランドメーカーの
量産工場からの吐き出し品を多く取り扱っていらっしゃる生地屋さん。

また、生地の在庫を多く持っていらして、追加注文が可能な生地屋さん。

それぞれの特徴を生かして、今後の生地の仕入れとテキスタイルにも
変わったものが欲しいお客様のご要望にお応えできるように頑張ってい
きたいです。

今週には掲載できると思います。

これからも、気になる生地にアンテナを張って、良い物が出た時に仕入れ
をし、常に新しい素材が仕入れられるようにしていきたいなぁと考えてい
ます。



失敗を恐れて、去年は定番以外の生地のプリーツ加工を、差し止めにし
たこともありました。
プリーツの出来上がりの大きさが、狙ったとおりに上がらないことが
往々にしてあることで、お客様にご迷惑をおかけしてはいけないと
思ったからでした。

しかし、角度を変えて考えると、プリーツ後の大きさは不安定であると、
受け入れてしまえば。
加工後にもう一度裁断する心づもりと、準備、プリーツの加工後に裁断し
て可能な縫製技術の確立さえ、きちんと怠らないでしておけば、全く問題
が無いかもしれない。

私の側で出来ることの多さに、このままでなるものかと、色々な準備と
縫い方の工夫、縫製の道具の使い方、素材ごとの修正方法‥。

言うはやすし、行なうは‥。の困難さでしたが、要は慣れです。
慣らす心さえあれば、道具は揃ってきます。

そうして、工場様にも さらにいろいろな工夫をしていただいて
やっと良い感じだなぁと 自信が出てきたところだったので、
大きくめり込んでしまいました。


『次につながるということを信じて、小川さんもあらたなる挑戦をしていって
ください。何事も肥やしになるはず・・そう信じています』

『素敵な生地だったので残念ですが、小川様のほうがずっと気を落として
いらっしゃると思います。
色んなアイデアや工夫をこめて工場に出荷されたのに加工の段階で
プリーツがかからないなんて。
きっとがっかりされたことでしょう。
私のほうは気になさらないで下さい。大丈夫ですから。(^_-)-☆』

お客様から逆に励ましをいただいて、本当に感激しました。
しかしながら、期待した結果にならなかったことは
お怒りをお感じになられて当然ですし、期待した分だけがっかりされた
お気持ちの方が強いと思います。

今回のこと、肝に銘じて次へつなげていく所存です。

ノーブランドで、私個人の技術をご提供するしかない事業ではありますが、
私だけにしか出来ないことも、多く有ります。

ブランドの生地を多く入れて行く事も、きっと私にしか出来ない
面白さをご提供できるようになると思います。

テキスタイルの充実とともに、丁寧に仕事を行う心を大切に、
一つ一つの縫い目に命を吹き込んでいきたいと思います。

どうか、今後とも長い目で宜しくお願い申し上げます。
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